暑かった今年の夏も終わりが近づいてきました。九月には、いよいよ大運動会の練習も始まります。過ごしやすくなっていく季節の中、子ども達の成長がいよいよ楽しみですね。
さて、先日、ある93才になる男性の方とお話をさせていただく機会がありました。 93才でも、とてもお元気にお過ごしの方ですが、毎日の暮らしの中でのふとした感想が、とても印象的でした。それは、「気づかされるというのは、ありがたいことですね」という一言でした。 93年も生きてこられれば、大概のものは経験し、真新しいものは何もないというのが、一般的な感覚ではないでしょうか。子どものように、ちょっとしたことで感動する輝いた93歳の表情は、あまり想像できません。しかし、その方は、毎日、様々なことに気づかされているとおっしやるのです。これは、93才になっても、毎日が感動で満ち溢れているということです。
90才を超えても、様々な事に感動し、子どもの頃と同じように育ち続けていく方もいらっしやいます。豊かな感受性が、その人の毎日を素敵に彩っているのでしょう。おそらく、私達が、普段気づけていない素敵な事は、無数にあるはずです。
何年経っても、親と子が、お互いに様々な日々の気づきの中で育ち合える、そんな素敵な毎日をいつまでも送っていきたいものですね。