園長からのひとこと【2016/02】

新しい年が明けて、早くも一か月が過ぎようとしています。暖かかった冬が、一転、大雪に覆われる寒い冬となりました。寒暖の差が激しい毎日です。ご家庭でも、手洗い、うがいを徹底され、体調に充分に気を付けて寒い冬の季節を楽しみましょう。
さて、先日降った大雪には、多くの人が驚いたことでしょう。子ども達は、めったに目にすることのない一面の銀世界に目を輝かせていました。大雪が降った日、ある70歳代の男性とお話する機会がありました。その方は、宇部市の出身だそうですが、その方が小学生の頃は、50センチの積雪が、毎年のことだったそうです。積もった雪を見ながら、「懐かしいです」とおっしゃったのが、とても印象的でした。何十年の間に、自然の風景も変わってしまったことに、驚きと寂しさを感じました。これからも、様々なものが変わっていくのでしょう。しかし、私達は、様々なものが変わっていく中にあるからこそ、今という瞬間を喜んでいけるのではないでしょうか。
もうすぐ、保育園では発表会です。それぞれの子ども達の今の輝く姿を、心から喜んでいただける発表会を目指して準備を進めています。子ども達の一生懸命な姿を大切に受け止めていきたいと思います。どうぞ、ご家族そろってお越しください。お待ちしています。

2016-02-01