あちらこちらで鯉のぼりが元気に泳ぐ季節になりました。保育園では、新しい年度がスタートし、一ヶ月が経とうとしています。新入園の子ども達も、保育園に慣れ始め、素敵な笑顔が見られるようになりました。
さて、先日は、新年度になってはじめての遠足でした。年中組、年長組の子どもたちは、バスに乗って河原谷公園に行きました。河原谷公園で、春の自然を満喫する子どもたちの姿は、とても幸せそうでした。ウグイスの声に感動し、蛇を見つけて大喜びしたり、テントウムシやバッタ、ダンゴムシなどの小さな虫を見つけては、大切そうに手のひらに乗せて遊んでいました。また、タンポポやワラビなどの植物も、摘んで、うれしそうに子ども同士見せあいっこをしていました。
最近は、科学技術が進歩し、本物の人間と見間違えるような人型ロボットや自分で考えて動く動物型ロボットなどがテレビで紹介されることがあります。すごいことだとは思いますが、本物の命に触れた時のような感動ではありません。命の輝きというのは、決して、人間の手で作り出すことのできない不思議さに満ち溢れています。そして、その不思議な命の輝きに感動できる心を持っていることが、人であることの喜びではないでしょうか。
素直に命の輝きに感動し、幸せそうに過ごしている子ども達の姿は、とても素敵なものでした。私達も、その子どものキラキラした心に共感してゆける素敵な大人でありたいですね。