新しい年が明けて、早くも一か月が過ぎようとしています。寒い日が続いています。ご家庭でも、手洗い、うがいを徹底され、体調に充分に気を付けて寒い冬の季節を楽しみましょう。
さて、先日は、親鸞さまの報恩講が、お寺でも保育園でも勤められましたが、その親鸞さまが、大切にされたお経の一つに『仏説阿弥陀経』というものがあります。この『仏説阿弥陀経』の中に「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光」という一節があります。青、赤、黄、白、それぞれ様々な花が、それぞれにしかない色の光を放っているという意味です。人というのは、その性格も姿形も千差万別です。一人として同じ人というのはいません。しかし、その千差万別の一人ひとりが、その人にしか放つことのできない光を放っているというのです。一人ひとりが、他とは比べることのできない尊さを持っていることを、『仏説阿弥陀経』は、語っています。
発表会では、一人ひとりが、その子にしか咲かすことのできない素敵な花を、それぞれに力いっぱいに咲かせてくれることでしょう。ステージ上で、どんな色の花が咲き乱れるのか、今から楽しみですね。御家族そろっての温かい応援をお待ちしております。