園長からのひとこと【2018/02】

新しい年が明けて、早くも一か月が過ぎようとしています。暖かかった冬が、一転、凍えるような寒さに日本中が覆われています。寒暖の差が激しい毎日です。ご家庭でも、手洗い、うがいを徹底され、体調に充分に気を付けて寒い冬の季節を楽しみましょう。

さて、先日、あるテレビ番組で、日本に観光旅行に来た外国人の方が、生まれて初めて空から雪が降るのを見て、飛び跳ねて感動している様子が放送されていました。一年中、一度も雪の降らない国も、世界にはたくさんあります。日本のように、四季が、はっきりと移り変わっていく国は、世界の中では珍しい方ではないでしょうか。

経験を重ねるということが、感動が奪われることであったら、それは寂しいことです。初めて見た人のような驚きは、もう感じることはできませんが、毎年巡ってくる冬の美しさを、深みをもった心で楽しむことは出来るのではないでしょうか。生まれて数年しか経っていない子ども達は、空から降る雪に、いつも心をときめかせています。その子どもの心に寄り添い、一緒にしみじみとその季節の美しさを喜べる大人でありたいですね。

今、保育園の子ども達は、発表会に向かって、一生懸命練習に取り組んでいます。太陽の光を受けて輝く雪のように、子ども達もご家族の温かい眼差しを受けて、舞台の上でより一層輝いていくと思います。どうぞ、ご家族そろつてお越しください。お待ちしています。

2018-02-01