園長からのひとこと【2018/09】

厳しい残暑が、まだまだ続きそうですが、非常に暑かった夏も終わりが近づいてきました。九月からは、いよいよ大運動会の練習も始まります。過ごしやすくなっていく季節の中、子ども達の成長がいよいよ楽しみですね。

さて、先日、甲子園球場において第100回目となる全国高校野球選手権記念大会が開催され、連日にわたり、高校球児による熱戦が繰り広げられていました。唸るような酷暑の中、最後まであきらめず、一生懸命プレーする高校球児の姿は、多くの感動を与えてくれました。様々な教育理念をもった高校が出場していましたが、その中に、親鸞さまのみ教えを教育理念としている京都代表の龍谷大平安高校も出場していました。龍谷大平安高校の球児達は、試合が始まる前と終わった後、勝っても負けても、必ず整列して合掌礼拝をしていました。これは、「一生懸命した」ではなく、「一生懸命させていただいた」という心を大切にしている姿だと思います。勝っても負けても、様々な心や働きに支えられて、一生懸命させていただいた幸せを噛みしめていく、そんな姿に改めて感動をいただいたことでした。

嘉川保育園の運動会も、開会式と閉会式で必ず合掌礼拝をいたします。様々な人々や働きのおかげで一生懸命させていただける幸せを噛みしめながら、精一杯の力で練習を進めていきたいと思います。温かい応援をよろしくお願いします。

2018-08-30