朝夕の空気が冷たくなり、あちらこちらに秋の深まりを感じられる季節になりました。運動会やバス遠足では、保護者の皆様にも多くのご支援を賜りました。ありがとうございました。
バス遠足で訪れた山ロゆめ花博も、もう少しで終わりを迎えます。連日、予想をはるかに上回る人出で、その盛況ぶりに驚かされたことでした。しかし、色とりどりの数多くの花が一斉に咲き誇る景色は、多くの人々が引き付けられたのも、十分に頷ける素晴らしいものでした。
世界には、約20万種類の花があるそうです。チューリップの歌の歌詞に「どの花見てもきれいだな」とありますが、まさしく20万種類、どの花を見ても、人は、きれいだなと感じるのではないでしょうか。それは、どの花も、ただ一生懸命に咲いているからだと思います。花には、損得勘定からくる嫌味が、まったくありません。ただただ一生懸命に、命いっぱいに咲かせている姿に、人は命が持つ美しさを感じ、感動していくのでしょう。
一斉に咲き誇る花の美しさを通し、命が持つ掛け替えのない輝きを、改めて教えられた気がします。花の美しさは、人の心を癒し、また、優しく育ててくれます。親子で庭や道端に咲く花に思いを寄せるような、そんな穏やかな時間も大切にしていきたいですね。