あちらこちらで鯉のぼりが元気に泳ぐ季節になりました。保育園では、新しい年度がスタートし、一ヶ月が経とうとしています。新入園の子ども達も、保育園に慣れ始め、素敵な笑顔も見られるようになりました。
さて、いよいよ5月からは、令和元年となり、新しい時代が幕を開けます。元号は、今から1374年前の大化が最初で、この度の令和で248もの元号を数えるそうです。これまで、漢字二文字に次の時代への思いを込め、様々な時代が積み重ねられてきました。安倍首相は、令和に込められた思いについて次のように説明されています。
「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め令和に決定いたしました。」
これから始まる令和時代の主役は、まさしく今の子ども達です。子ども達には、令和に込められた思いのように、一人ひとりが、それぞれの花を大きく咲かせていく、そんな明るい人生をぜひ歩んでほしいと思います。
保育園時代は、人間形成の根幹を培っていく大切な時期です。素晴らしい種が、素晴らしい花を咲かせていくには、なによりも、その花を思うたくさんの愛情が大切です。令和という新しい時代を迎えるにあたり、改めて、子ども達一人ひとりの素晴らしい種を、大切に慈しんでいける愛情深い毎日を大切にさせていただきましょう。