秋の訪れを間近に感じる季節になりました。今年もコロナ禍のため、通常の大運動会の開催は難しい状況ですが、そんな中でも、運動会に向けて一生懸命練習する子ども達の笑顔が、園庭を彩ってくれています。
さて、先日の9月21日は、今年の中秋の名月にあたる日でした。1年で最もお月様が美しく輝く日です。しかも、今年は8年ぶりに中秋の名月と満月とが重なる特別な年でした。当日は、少し曇り空でしたが、雲の合間にとても美しい満月を見ることができました。
月の明かりというのは、太陽の光とは違い、私達の心にほっとした安らぎを与えてくれるものです。しかし、あんなに美しく輝く月は、自分の力で輝くことができません。太陽の光を受けて、はじめて美しく輝くことができるのです。
これは、私達人間にも言えることのような気がします。人が輝くというのは、その人を輝かせる様々な働きがあってのことでしょう。一人で出来ることは限られています。人も、月と同じように、他からの光を受けて、はじめて生き生きと輝くことができるのだと思います。
昨年に引き続き、今年も、コロナ禍の中での運動会となりますが、周りの方々の光をいっぱいに受けて、キラキラと輝く子ども達の姿に、誰もが感動できる運動会になればと思います。温かい応援をよろしくお願いします。