新しい年が明けて、早くも一ヶ月が過ぎようとしています。新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。十分な感染症対策をとりながらも、温かい保育に気を配っていきたいと思います。引き続き、感染症対策にご協力をお願いいたします。
さて、長引くコロナ禍の中、「孤立感」という言葉をよく聞くようになりました。孤立感を原因とする痛ましい事件も報道されています。人との繋がりが、どれほど大切なことであるのか、改めて教えられている気がします。
仏教の根本的な教えの中に「縁」という物の見方があります。これは、あらゆるものは、無数の繋がりの中で支え合い存在しているという見方です。どんな人、どんな命も、私と関係がないと言えるものは、一つとしてないというのです。どんな人、どんな命も、私のこととして喜び、私のこととして悲しんでいくような心が、本来人が持つべき心であることを、仏教は教えています。
感染症対策をとりながら、発表会の練習が進んでいます。子ども達一人一人が、心を一つにして、みんなで作り上げていく発表会です。コロナ禍の中だからこそ、それぞれが、温かい繋がりを感じる中で、みんなで一緒に輝ける舞台を目指しています。制限のある中ですが、温かい応援をよろしくお願いします。