セミの声が本格的な夏の到来を告げています。大変暑い日が続いています。熱中症等に気を付けながら、暑い夏を楽しく過ごしていきたいと思います。
さて、先日、子どもの社会性についての興味深い記事を見つけました。社会性とは、コミュニケーション能力、協調性、マナーやモラルなど、成長し社会に出た時、異なる意見を持つ人達とも協力し、社会の中での居場所を自らが作っていける力です。この力が育まれる過程には、子ども時代の周りの大人の関わり方が大きく影響するといいます。
0歳~1歳の間は、親子のスキンシップが大切だそうです。親子の情緒の安定した愛情深い信頼関係は、すべての社会性の土台となっていくといいます。2歳~3歳の間は、子ども同士の争いを見守ることが大切だそうです。子ども同士、争いを通して、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちに気づいたりすることは、対人関係を築いていく上で、とても大切なことです。大人は、ケンカが終わった後、子どもと一緒に振り返りの時間を作り、学んだことを褒めたり、深めたりする関わりが大切だといいます。4歳~5歳の間は、地域行事等に参加して、色んな人々とコミュニケーションを図ることが大切だそうです。この年齢の時期は、コミュニケーションの量がポイントで、他者と関わる回数が多いほど、社会性も磨かれていくそうです。
社会の中で生き抜いていく力が育まれている子どもは、親の手から離れた後も自分の居場所を見つけ、社会の中での幸せをたくさん感じることの出来る大人になっていくことでしょう。暑い夏の時期は、親子の時間も少し増える時期でもあります。今しか過ごすことのできない親子の大切な時間を、子どもの幸せへと繋がる時間にしていきたいですね。
2024/7/30